ケアマネを上手に使う方法

入院している患者様が、自宅に戻る時 介護保険を使い不安のない生活をするために・・・。

先日、退院を1週間後に控えた患者様の退院カンフアレンスに担当ケアマネとして同席しました。 転倒が原因で腰椎圧迫骨折されたそうです。 入院先のケースワーカー様と相談し福祉用具の担当者も一緒に、お話を聞かせて戴きました。

ご家族様が 自宅に迎えた時の不安な事 から始まり 担当医師 理学療法士 看護師 の専門職からのアドバイス。

しばらくは定期的なリハビリが必要な事 ご自宅に手すり・ベッドなどの提案がありました。

入院中に介護認定調査は済まされましたが、退院後しばらくしてから認定結果は出ます。 実は結果を待たずに先に介護サービスは利用できるんです。

この方の場合

外出用歩行器のレンタルを希望されていたので、同席した福祉用具の担当者が 早速次の日に病院へ歩行器を搬入しました。

退院するまでの1週間 理学療法士・作業療法士の専門家の指導で使い方に慣れる事ができましたので、ご自宅に戻られて外出の不安はなくなったそうです。

また、ご本人様の退院前に ケアマネと福祉用具担当者はご自宅に訪問  ご家族様と相談し適切な場所に手すりやベッドの設置をしました。 介護保険を使うと とても安い料金でレンタルできます。 1週間ほどは無料でお試し 使用後 微調整や交換 いらない物は返却する事もできます。

今は リハビリと入浴がご不安なので、デイサービスの見学を調整しています。 また 今まで通院していた近隣の主治医へ入院中の情報など共有できるよう連携します。 近々 主治医でコロナワクチン接種も受ける予定です。

日本の介護保険制度は とても良い制度です。 ご本人様だけでなくご家族様のためにも 上手に利用したいものですね。

詳しくはケアマネまで ご相談ください。